2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

まっすぐまっとうキャラメルボックス「まつさをな」。

最近になってぼちぼちお芝居というものを見に行くようになったんですが、いまだによく分りません。 「好きか嫌いか」ぐらいは分るんですが、「良いか悪いか」「上手いか下手か」の基準がなんなんでしょうね。割と笑いの要素の強い芝居とか芸人さんの出る芝居…

この先なんか発展しそうな予感「ジャイロボール」。

バッファロー吾郎さんイベント、今回は初のタイトルなのでどんなんかドキドキ。 司法劇、だっけ?てなことで、舞台上で芸人の罪を裁いていくってもの。 という設定だけ言うとありがちな感じですが、非常に「裁判」がきっちりしていてよかった。 検察と弁護人…

見て損なし「若冲展」。

プライスコレクションも行きそびれ、しっかり若冲を見る機会を逃し逃ししていたのですが、ようやく見られました。 初日だというのにお昼には「30分待ち」の看板。しかしお昼ごはん食べてから行ったら待ち無しで入れました。にしても場外、すごいテントの張…

連休界隈マンガ一気読み。

この連休近辺はいいマンガがいっぱいでましたねえ。「預言者ピッピ」だけテンションあがりすぎて感想書いちゃいましたが、そのほかのマンガはまとめてドーンで。 ・吉田秋生「海街diary1 蝉時雨のやむ頃」:1話だけ連載で読んだのですが、その続きも良いで…

お待ち申しあげておりました地下沢中也「預言者ピッピ」。

いやあ待ちましたよ。「兆―Sign―」連載を知ってから7年ぐらい待ちましたよ。もう出ないものとすっかり諦めていて、今日思いがけず本屋さんで見かけた瞬間「嘘っ!」と叫んでしまいましたよ。 そして待った甲斐がありましたよ。本当に。 「預言」は希望を拓…

彫刻の魅力再発見「ロダン―創造の秘密」。

彫刻にはそんなに興味がなくて、なんとなく行ってみたのですが、いいですね。 「素材」が作品の印象を大きく変えていることがよく分かる展示のおかげなのでしょうか、今まで「ふうん」としか思ってなかったロダン作品に「おっ」と見入ることができました。 …

踏み外す場所も救いの場所も分かればいいのに「バベル」。

映画の中で「悪い人間じゃないわ、ただ愚かなことをしてしまっただけよ」というセリフがありますが、これがすべてを表していると思います。 本当に誰も悪い人はいないのですが、なんでこんなにみんな悲しいんでしょう。それでいて救いがある約束もどこにもな…