連休界隈マンガ一気読み。

この連休近辺はいいマンガがいっぱいでましたねえ。「預言者ピッピ」だけテンションあがりすぎて感想書いちゃいましたが、そのほかのマンガはまとめてドーンで。
吉田秋生海街diary1 蝉時雨のやむ頃」:1話だけ連載で読んだのですが、その続きも良いですね。「ラヴァーズ・キス」以前のお話とわかってほっとしました。緒方弟なんかもいてこの先誰が出てくるのか楽しみ。吉田秋生さんはアクションものもいいんだけど、「YASHA」とかはちょっと超人の世界過ぎてついていけなかったので、こういう人の心の機微をじっくり描いてくれる作品はすごく嬉しい。そして鎌倉…住みたい。4姉妹の家素敵過ぎる。
河合克敏とめはねっ!」1巻:「帯ギュ」は大好きだったのですが「モンキーターン」はどうも主人公が好きになれず遠ざかっていたので、久しぶりの河合マンガ。相変わらずの淡々としたタッチですが、この「書道」というマイナーなジャンルを、まだ1巻なのにこんなに面白く魅せてくれるのかあー!と。かっこいいなあ、書道。そしてこの人のマンガ、主人公より脇役のほうが面白いパターンが多いのですが、今回の主人公である「残念帰国子女」がどこまで化けてくれるのかが今後の面白さのキーになるような気がいたします。
藤田和日郎邪眼は月輪に飛ぶ」:富士鷹節、やっぱりかっこいいっす。鵜平さんかっこいいっす。「そのページはそれで良いのです!!」と言ったアシスタントさんたち、正しいです、かっこいいっす。
古谷実わにとかげぎす」3巻:んんんんんん。なんで誰にも迷惑かけず生きているだけ、っていう具合にいかないんだろう。羽田さんのおかしなパワーが世界を救ってくれればいいのに。
松井優征魔人探偵脳噛ネウロ」11巻:HAL編クライマックス。「日付も変わった」はいつ読んでもいいですね。なんならここで終ってもいいぐらいの。でもXIがいるからそうもいかんのか。ここまで非常にいい感じできているのですから、より面白く盛り上がるように頑張ってください。
若杉公徳デトロイト・メタル・シティ」3巻:根岸、もう性根からクラウザーさんじゃないか…。ボルテージ上がって悪魔化していくギャップが面白いのに、素からサタニストだと覚醒の瞬間が見られないじゃないのさ。もっと「オシャ連」な根岸くんも見ておきたいっす。「オシャ連」からの「地獄の帝王」がいいと思います。しかしそんな中カミュ様が異彩を放っていて目が離せません。