この先なんか発展しそうな予感「ジャイロボール」。

バッファロー吾郎さんイベント、今回は初のタイトルなのでどんなんかドキドキ。
司法劇、だっけ?てなことで、舞台上で芸人の罪を裁いていくってもの。
という設定だけ言うとありがちな感じですが、非常に「裁判」がきっちりしていてよかった。
検察と弁護人の話術がとても巧み。そして被告のエピソード掘り下げっぷり。むしろ被告の駄目エピソードの多さ。なんでそんな色々持ってはるんか。
いい意味で「テレビ的」なイベントな気がする。舞台でしか通じないものじゃなくて、番組で見てもしっかり面白いと思う。ただしエピソードがマニアック過ぎる気はするけど。こういうのってある程度予備知識が必要。そう考えると舞台の方が良いのかなあ。しかし検事・弁護人が今日みたいに上手ければなんとかなるかな?私がそんなこと考える必要はないんけど。
内容ですが、4つの裁判が行われました。
その1:被告出渕(芸風暴走罪だっけ?)。久し振りに見たらなんだか前より愛を感じた。検察は木村さん、弁護人はゴエさん。ゴエさん、なんか上手過ぎ。弁護士はまりすぎ。上げ足の取り方とか、法律の使い方とか。検察側証人のヤナギブソンも大変良かった。しかし質問に対して見当はずれの答えをするRGに傍聴席でこらえきれず噴き出す竹若さんが一番素敵。そして当然有罪。半年新キャラ禁止の刑。
その2:被告は野性爆弾くーちゃん(意味不明作品制作罪?とか)。被告席で挙動不審な動きをするくーちゃんがかわいい。検察はヤナギブソン、弁護人は竹若さん。こないだ行った「ココロボソ子ちゃん」の無茶さを語るギブソンさん。確かにそうです。「早すぎる天才は認められない」と弁護する竹若さん。しかしイベント時の意味不明VTRを上映し「これは何世紀になったら面白いんですか!」とギブソンさん。ほんとです。いや、凄いことは分るんですが意味はさっぱりです。ろっしーはフォローになってないし。木村さんの似顔絵がなぜか騎兵隊柳瀬だとか、その他の罪状も合わせて有罪。「オレ死刑になるんすか?」とうろたえ、「おまえのせいやー!」と竹若さんに殴りかかるくーちゃんがかわいらしい。
その3:被告は天津木村(大学生気分罪)。検察は「M」こと森詩津規さん(なぜか仮面)。弁護人は向さん。森さんは、本気の駄目出しで、だんだん笑えなくなってくるほどの…。しかしええ声ですな。向さんは証人にフロントストーリー清水さんと勝山梶梶さんを持ってきたのですが、森さんが「フロントストーリー・ジャンクション・天津なんかがチンタラしてるからガンガンメンバーに上がれないと思っているでしょう」と梶さんに誘導尋問。構成作家、本気で怖いっす。有罪で「コツコツ貯金してNSC入学」の刑。
その4:被告はとろサーモン久保田(暴走・虚言罪?だったかと)。検察はとろサーモン村田、弁護人は…あれ、誰だっけ?ギブソンさん?竹若さんだっけ?とにかく久保田さんが本気で怖すぎて他何もかも忘れてしまった。被告人席で口笛吹くとか、完全にシリアルキラーじゃないか。あまりの怖さに「責任能力なしで無罪」判決。
かなり長いイベントでした。くーちゃんの法廷画も見られたし。しかしまた木村さんは騎兵隊柳瀬。
で、ラスト、天津木村の一発ギャグ3連発。あーいたたたた。しかしRGとのユニットはちょっと楽しそうでした。もうそれでやっていってもいいんじゃないかな。そんなにしょっちゅうは見たくないですが。