痛い痛い痛い痛い押切蓮介「ミスミソウ」2巻。

「でろでろ」「ゆうやみ特攻隊」の2冊発売でおなかいっぱいになってたら知らぬ間に「ミスミソウ」まで。
しかし。これは無理だ!
目玉えぐるとか脳みそ見えるとか腸が出てくるとか。もうやーめーてー!!春香が壊れちゃったのは十分わかったから!
という思いで痛いところ読み飛ばしたらすごい早く読み終わってしまった。うう、ちゃんと読むほうがいいんだろうな…。
しかしこれ、3年1組、既に6人死んでるじゃないか。あと登場人物紹介に残ってるの5人だけじゃないか(あ、久賀はまだ生きてるかもか)。もうちょっとクラスメイトの闇やトラウマを一人ずつゆっくり描いても良かったのでは?ゾンビ屋れい子ばりに展開早すぎるでしょうよ(ホラーMだから?)。もう終わっちゃうじゃないか。
と、思ってたのですが。なんとここにきて相場くん変態説。歪んだ愛情って!割とベタ!まあ、女の子に向かって「はにかみやだね」とかいう人は確かに変態かもしれないね。
ミスミソウ、1巻は精神崩壊までだったので描写的には痛くなかったんですが、この巻は一転すごい勢いで人が殺されてしまい、残るは「気分はまだ中学生」トラウマ先生、「東京に行きたいの」いじめっこ小黒、「愛しさあまって憎さ1000倍」いじめられっこ佐山、「敵か味方か」変態相場、そして精神崩壊シリアルキラー春香。これ以上死んだら話が続かないだろうから、3巻ではそう簡単に人は死なないでしょう。佐山はまだまだ序盤戦で、これからはトラウマ先生のトラウマ大崩壊によって新たな展開が生まれるのでは。相場君はそうそう簡単には変態サイドを見せてこないはず。それは4巻以降で。メンタルなホラーの方が好きなので、今後に期待いたします。