さんきゅーふぉーざみゅーじっく、グッドラックヘイワ「パッチワーク・ボヤージュ・ツアー」。

あんましライブ行っても感想書かないんですけどね、あまりに良すぎたのでね。ああ良かった。
感想というか良かったことを声を大にして、てか拡声機で叫びたい感じです。
ほとんど曲知らんのに行って本気で良いと思えるってのは貴重な経験だわ。
とはいえ遅れてしまってショピンさんとグッドラックヘイワさんしか見てないんだけどね。
何故なら間違って十三で降りたから。not ファンダンゴ、Yes シャングリラ。でした。

ショピンさん、おもちゃ箱とか古い本棚とか昔のアルバムとかガラクタがいっぱいある、埃舞ってて西日差し込んだ暖かい物置、て感じの。でもガラクタはただのガラクタではなくて、古びてるけどとても大切なもので。まあ私ったらメルヘン。でもそんなイメージだったのでしょうがない。
実際ゆかいなおもちゃがいっぱい出てくる楽しいステージ。でもそれだけじゃなくて。ののほさんの声もかわいくて、ペチカさんのギターも踊りたくなるようで、そして田中馨さんのベース。そう、ベースのアルコです。思えば私はああいう音が出したくてベースを始めたのでしたよ。深くてあったかくて優しくて。それがどうです、ぎーぎーぎすぎすした音しか出なくて癇癪起こしておざなりな練習してあげく止めちゃって、ねえ。恥ずかしいよ。ベースが悪いんじゃなくて人間性が音に出てたんだよ。そしてコントラバスが素敵だということを思い出したよ。

で、グッドラックヘイワさん。すごいね、この人たち!とても二人しかいないとは思えない厚い音。伊藤さんドラムすごいよ!かっこよすぎるよ!ドラムの音にあんなに耳をそばだてさせられたのは初めてだ。刻むだけの楽器じゃない奥深さを教えていただきました。野村さんのキーボードにも踊らされる。かっこいいから気持ち良いまで変幻自在。なんて素敵なメロディなのだ。そして口笛。んんん。絶妙。ほんといい曲いい演奏。もう帰ってから「Patchwork」聴きまくっていますが、やっぱライブもっと聴きたい。もっと関西来てくれたらいいのに。なんならこちらから東京に行こうかしらの勢い。

ほんとうに、なんだか久しぶりに心底音楽を楽しんだ気がしました。ありがとうございましたと言いたくなるライブでした。