頭さえあればタダで楽しめるのね「ゲームセンター曽根崎拡大版『大阪ゲームコーナーフェスタ2006』」。

ゲームセンターイベントは初めてです。楽しみ楽しみ。
長時間ってこともあって立ち見は販売していないようです。そういうところにバッファロー吾郎さん…じゃない、今回は木村さん単独だ、の優しさ及びこだわりを感じます。
出演は、木村さんのほか、プラン9から浅越ゴエヤナギブソン、天津向、ジャルジャルふたり、天竺鼠川原、ヨーロッパ企画上田さん。なかなか豪華メンバー。
忘れんうちにゲーム一覧。
①デスヒント…キラチーム・エルチームに分かれて、キラチームのみが知っている答えについてのヒントをエルチームに出していくけど、「間違ってないし上手いヒントだけど敵に当てさせない」ってのはなかなか難しい。いいヒントが出ると「あーその方向から来るのかー」と感心。「焼きそば」のヒントで川原さんが「頭の上に乗せるとファンキーになれるそうです」と言ってたのは全く考え付かないヒントでした。それを聞いたところで焼きそばだとは分からないけど間違ってないのが凄い。あんな良いヒントは出せないけどやってみたいな。
②柳谷ゲームその1:そうなそうなゲーム…ギブソンさん考案「○○そうな○○」を考える一人大喜利ゲーム。これは難しそうだな。
③名言を言おう…これもまた難しい。普通に生きていても名言なんか言えないのに「言え」と言われていえる訳ないしな。そんな中上田さんと向さんは割と普通に名言で感心した。「モテは蜃気楼」とか。
④上田さんのもうすぐベスト10…上田さんが考えた「もうすぐベスト10に入りそうなゲーム」をやってみるコーナー。「全てのことを妖怪の仕業と考えてみよう」「全てのことを地獄だと考えてみよう」「全てのことに太郎と名づけてみよう」という、まあ皆一緒の内容でした。でも「太郎」はたまにやりますけどねえ。
⑤ドット絵ジェスチャーゲーム:8×8のドットで絵もしくは字を書いてテーマを伝える。これ楽しそう。普通にやってみたい。1マスのマジックで全然違う絵になったり。こう考えると昔のファミコンのデザイナーさんて凄かったのな。
⑥柳谷ゲームその2:れたれたゲーム…ギブソンさん考案「○の字で始まる嬉しい(もしくは悲しい)れた」を瞬時に考えるゲーム。面白くなくていいんだったらやってみたい。しかしボキャブラリーって大事だなあと改めて思います。
ウインクキラー…普通のウインクキラーなんですが、やる人が面白かったらこんなに面白くなるんですね。ほんとドキドキした。もう後2・3回見たかったぐらい。これもやってみたいな。でも私ウインクめちゃ下手やからキラーになっても一瞬で逮捕でしょうな。そしてキラーでない場合は人からウインクされても気づかず死ななあかんのに「えー、誰が犯人?」とか言って生きてそう。
⑧楽道…木村さん曰く「DSの『脳を鍛える』風」長考せず攻める大喜利。始まる前にもうちょいルール説明(問題チェンジのさじ加減とか、何分勝負なのかとか)を行って欲しかったなとは思いましたが。問題がそれ用に「夜行列車で小坊主が○○」とか「路地裏で力士が○○」とかの○○部分を埋める、というのに終始するものになっていて、考えられているなあと思いました。ついには「さ○○」という問題もあり、そこまで自由だと逆に答えられないんじゃないか?と思ったのですが皆様面白かったので素人考えはいかんなと思いました。ラストファイトは木村さん対川原さんの「魂斗力」勝負、ということで、紙もペンもなく動きで表現するってもの。問題は「あなたの頭に角が生えました」「あなたは原始時代にいます」の2問。なんだこれ。問題も凄いけどこれで表現できるお二人も凄い。

新しいゲーム考えるのってほんと大変だと思いますが、デスヒントとかドット絵とかは定番になってもおかしくないですね。そして古典のウインクキラーはやっぱり古典になるだけの力があるんだと納得。そしてそしてゲーム自体もやる人の素質によって面白くもつまらなくもなるのだなあと思いました。そのゲームを傍から見てて面白いものにするというのは更にやる人の技量にかかってくるのだなあと。
まあ私がゲームをしたって別に見る人もいないでしょうから、一人でドット絵でもして遊んどこう。今度は「一人遊びでも大丈夫」なゲームももっと紹介していただければ助かります。