iPod、その功罪。

最近自分の音楽の聞き方が雑になった気がして仕方が無い。
そりゃあ昔よりCDを買う量が増えたから、ってのもあるけど、CDウォークマンの頃は「このCDにはこれが入ってるから聴こう」と認識して選んでたし、一旦ウォークマンにCD入れたらそれっきりで1日過ごすからそのCDを少なくとも2周ぐらいは1日で聴いていた気がする。
それがiPodになってから、ものすごくたくさんの量の音楽を持ち歩けるだけに、「曲を放りこんでおいてそないに聴かない」CDがごっつ増えた。たまにシャッフルでかかっても、「え、この曲しらねー、飛ばそう」ってなって結局聴かないという悪循環。そして大学のころに聴き倒してた曲ばっかり聴いてしまう。そして幅が広がらない。これじゃせっかく買ったCDがもったいない。
ちなみに最近買ったCDの感想も、今現在のところ
レッチリ…思ったほど読んでた本(ドグラマグラ)の邪魔をしない
トム・ヨーク…物凄く気持ちよく眠れる
ファットボーイスリム…気持ちよく寝てたのに目が覚めたが目覚ましには良い
という電車の中での状況にあったものしか持てていない(3つ連続で聴いていた)。いかん。CDに失礼だ。もうちょい一曲一曲大切に聴いていこう。
とはいえiPodちゃんのいいところももちろんたくさんあって、一番素敵なのは飲んで帰る道すがらユニコーンとか歌いたくなったときに原曲聴きながら歌って帰れるところです。すれ違った人にはぎょっとされますが。